どーもゆめおいパパです。
なんと僕の父が詐欺被害に遭ってしまいました。
被害額は6万円(iTunesカード)です。
追加で6万円を請求されたところで詐欺に気付きましたが返金出来ませんでした。
今回はこの記事を読んでいる方の家族が被害に遭わないように手口をご紹介したいと思います。(至って普通の手口で、母親も僕も若干呆れてしまいましたが・・・)
手口はフィッシング詐欺
父は今年の春から定年となり、毎日料理をするのが趣味になっています。
そんな父がいつものようにレシピサイトを検索し、サイトを開いたところ急にPCがフリーズし、「解決するにはこちらへ」と表示されていた連絡先(電話番号)に連絡をしてしまいました。
このようにPCやスマホ、タブレット上に突然ポップアップが表示されたり、正規サイトに巧妙に似せたサイトから個人情報やプリペイドカードの情報を盗み取る詐欺をフィッシング詐欺と言うそうです。
正義感が仇に
普段からこいった詐欺について注意していた父だったので、今回の話を聞いた時本当に驚きました。
話を聞くとどうやら正義感が冷静な判断を出来なくさせてしまっていたことがわかりました。
今年度は自治会や中山間の役員を掛け持ちで勤めていたためそれらの資料を全てPCの中に入れていたようです。
そのため、資料のデータが消えたら困る!!と真っ先に考えたそです。
結果つい連絡先に連絡してしまったそうです。
例えPCがフリーズしたり、怪しいポップアップが表示されても表示されている連絡先よりも家族や知人、警察に連絡をするようにしましょう(伝えましょう)。
エッチな画像が消えなくなって(他人に言うに言えない)つい連絡をしてしまうと言う事案も同僚から聞いたことがあります。
普段からこういった会話を両親と笑い話として話すことで、知識として残り対策に繋がりますよ。
後々話を詳しく聞いてみたところ、ポップアップが出た時点で母に相談の電話をしていたそうです。しかし、仕事中で電話に気付かず電話に出れなかったそうです。
連絡が取れるまで待てば防げた可能性がありますね。
例え連絡が取れなくても連絡が取れるまでは待つようにしましょう。
こりゃまずいと思い近所のコンビニへ
連絡をしてみると
と聞かれたそうです。
データのことを伝えると「それは大変ですね」と不安を煽り、「ウイルスを除去するので6万円分(5万円と1万円)のiTunesカードを買ってきてシリアルコードを教えてください。」と言われたそうです。
完全に冷静さを失った父は誰かに相談することもなく、真っ先に向かったのが近くのコンビニでした。
不安を煽り冷静さを失わせるのが犯人たちの手口です。
不安になった時こそ身内に相談できるよう日々話をしておきましょう!!
言われるがままシリアルコードを伝える
購入後、言われるがままカードを開封し、シリアルコードを伝えてしまいました。
おそらく6万円分を抜き取った時点で父は極上のカモに昇格してしまいました。
犯人は続けてこう言ってきたそうです。
あーーーーーマジで犯人をぶん殴りたい。
ここで気付けば良かったんですが父は続けてコンビニに行こうとしたそうです。
家族との連絡の大切さに気付く
コンビニに急いで出かけようとした父。
そこに1本の電話が父を救ってくれました。
電話の主は母。
普段電話がかかってこない相手からの着信に驚いて慌てて電話をしてくれたそうです。
母が詐欺なんじゃないの?と言うのですが違うと言い張る父。
そこで救世主が登場します。
母の会社のPCエンジニア。
母の会話を聞いていて「詐欺ですよ」とアドバイスをくれたそうですう。
電話を替わり父と話をして、状況・やりとりから詐欺と断定してくれて父もやっと冷静になることが出来ました。
正直母だけでは説得出来なかったかもしれません。
相談される側も周りにいる人に「こう言う状況なんだけどどう思う?」と周りにいる人に相談するようにしましょう!
もしどうしても連絡が取れない時はコンビニの店員さんに使用目的を必ず伝えましょう!!必ずそれはおかしいですよと気付いてくれます。
データが消えちゃったと嘆く父
たまたま僕が実家に行ったところ急いで玄関から飛び出してくる父に遭遇。
訳を聞くと「詐欺にあった!コンビニで返金できるらしいから行ってくる!!」とのこと。
数分後、「ダメだった・・・もう使われていて返金出来なかった」と言う父。
「データが・・・」と呟く父。
どうやらPCが操作不能になったことと警告文から本当にデータが消えPCが壊れたと思っている模様。
詐欺だったらデータは消えてないと思うよ?ウイルスだったら消えるかもだけど、ポップアップや画面に表示されて連絡したならそれは表示だけだから電源入れ直してみたら?と伝え、電源を入れてみたら普通に起動するPC。
気になるデータはと言うと・・・普通にあって開くことも出来ました。
ウイルスだと本当にデータが消えたりPCが壊れたりしますが、目的が詐欺ならまずそんなことは無いです。
結果 人生の勉強代6万円を払った
父は「いやぁーーー騙された、人生の勉強代だな」と笑っていました。
もちろん母と僕は怒ってます笑。
これ以上被害を出さなくすうるためには若者10歳以上の人たちがそれぞれ普段から「こんな詐欺があるんだって」と日々の会話の中ですることだと思います。
- スマホ・タブレット・PCに警告文が表示されても慌てない
- 必ず誰かに相談する
- 相談された側も周りの人に相談する
- 連絡が取れるまで必ず待つ
- コンビニで購入する際は目的を伝える
今回は母が電話に出れていれば、僕がもっと早く実家に帰っていれば防げたかもしれません。悔やまれますが、今回のことで詐欺に関してかなり勉強になったと思います。
父の言うようにいい勉強になったと思うようにしたいと思います。
父が使うであろう近所のコンビニ、薬局を回ってこんなことがあったのでプリペイドカードを買いに来た人がいたら(特に年配の方・1万円以上)使用目的を聞くようにしてもらえませんか?と相談したいと思います。
それでは。