どーも騙されやすいゆめおいパパです。
30半ばにもなると20代の頃に比べると怪しい電話やメール、DMがほとんどなくなりました。
10代、20代の方は頻繁にその類の迷惑行為に現在進行形であっているのではないでしょうか?
今回は僕が過去に遭遇したデート商法をご紹介たいと思います。
ちなみに直前で「あ、これヤバイやつだ!!」と気付き被害は出ていないのでご安心を。
今となっては笑い話のネタとして使っています。
結構笑いが取れる馬鹿みたいな話なのですが、一歩間違えると数十万円~百万円を騙し取られていたので本当に危ない経験でした。
今も言われるのですが、田舎育ちで人を疑うことを知らないお人好しな性格が災いしたんだと思います笑。
僕がまだ19歳になったばかりの頃の事件です。
当時僕は彼女に振られ、そのストレスを晴らすために毎週のように原宿、新宿に買い物に行っていました。
そんな情報0の状態で原宿に行った田舎者の僕は、ただ歩いてるだけでいっぱいいっぱいでした。
ヤバイ!!有名なショップは目立つところに看板が出ているものだと思っていたのに、全然看板ないじゃん!!
とりあえず田舎者とバレないように意味もなく歩き回ろう。
そうすれば好きなショップの1つや2つ見つかるだろうと淡い期待を胸に意味もなく歩き回りました。
そんな中たまたま目に止まったポスター。
雑誌で見たことのあるポスター。
僕が憧れていたcrazy pigのポスター!!
おおっ!!さすが東京!!さすが原宿!!ってテンションアゲアゲでお店に入りました。
ここでの買い物が後の詐欺への布石になります。
このお店自体はいたって普通のお店です。
僕が東京のショップで唯一店員さんと顔見知りになるまで通うショップになります。
このお店で買い物をしてメンバーズカードを作るために個人情報を記入しました。
そしてその日はそのまま帰路に着きました。
初めての東京で興奮が収まらないその晩に知らない03ナンバーから電話がかかってきました。
電話に出ると女性が新宿にジュエリーのお店をオープンしたので遊びに来ませんか?と言うではありませんか!?
一瞬ランジェリーと勘違いして、僕男ですけどって答えたら「大丈夫ですよ」とのこと。
おぉ!!さすが東京!!男もランジェリーのお店を使うのか!?とバカみたいな事を言った記憶があります。
「違いますよジュエリーです!!」って笑われました。
当時アクセサリーとジュエリーの境界線がわからなかったので、あぁあのショップで個人情報を書いたから情報がもう流出したのか、と勝手に決め付けて「これだから東京は怖い!!」と言って電話を切ろうとしました。
電話を切ろうとすると、相手は「違いますよ!!」と言って話を続けてきました。
「どうして今日買い物に来たんですか?」と、、、僕は彼女に振られてストレス発散で行ったんです、と馬鹿正直に伝えたら、なぜか色々話が盛り上がり1時間ほど電話をしてしまいました。
そして、「じゃーもう2度と話す事ないけどさようなら」と電話を切ろうとしたら
「こんなに話をしたのも何かの縁だしメアド教えてくださいよ!!」と言われました。
まー暇だしいっか!!とそこから1ヶ月間のメールでのやりとりが始まります。
で、たまたま東京に遊びに行く時に「今週末久々に東京に行きますよ!!」といつもの軽い感じで送信したら、「予定が空いてるから会いましょう」と誘われました。
まー暇だしいっか(´・ω・`)ということで会うことになりました。
ここから詐欺師が牙をむき出し田舎者の僕に襲いかかってきます。
待ち合わせは新宿の某ファーストフード店前。
5分ほど待つと女性が来ました。
至って普通な方でした。ジュエリー関係の仕事をしていると言うのでてっきり派手な人を想像していました。
すると「行きつけの喫茶店があるからそこで話しましょう!」と誘われ、通ったこともない道を通り喫茶店へ。
10分ほど他愛もない話をしてたら女性の携帯が鳴りました。
女性は電話に出てこんなことを言っていました。
女性「えっ!?本当ですか!?え~!?本当!?嬉しい!!わかりました!!今すぐ行きます!!」
と。
僕「じゃー僕帰りますね」
女性「実は私が企画デザインしたジュエリーが正式に採用されて商品化されたんです!!嬉しい!!」
僕「あ、そーなんですか、おめでとうございます。じゃー帰りますね・・・」
と帰ろうとすると
女性「あの、良かったら一緒に見に行きませんか?」
僕「えっ!?なんで?」
女性「だってゆめおいパパさんにみてもらいたいから!!」
僕「・・・?はぁ・・・じゃー。」
僕はまんまとメス狼に咥えられ、狼の巣に連れて行かれることになりました。
「すぐそこだから」と言われ目の前にある大きなマンション?ビル?の中へ案内されました。
建物の中なのに通路が入り組んでて、さすが東京!!と呑気にテンションを上げて歩く僕。
そのままとある一室に案内されました。
10畳ほどのシンプルな部屋で、僕以外にも1匹の羊さん(男性)が・・・。
席に案内され待っているとスーツを着た男性がジュエリーを持ってきました。
女性は「わーーー!!」って大騒ぎ。
スーツを着た男性は「頑張ったもんなぁ!」と褒めていました。
僕はジュエリーに興味が無いので全く良さがわかりませんでした。
するといきなり女性が狼に!!
メス狼「ねぇ、これ2人で持たない?」
僕「え!?なんで!?」
メス狼「私の作った初めてのジュエリーを2人で持とうよ!!」
ちょっとここで僕と女性の関係を確認しましょう。
僕は「意味がわからないんだけど^^;」っていうとスーツを着た狼が
オス狼「君さぁ、女の子がここまで言ってるんだから男としてケジメつけなよ!!」
と強い口調で襲いかかってきました。
僕「ちなみにいくらですか?」
と聞くと
オス狼「土台、チェーンがプラチナ、ダイヤは◯カラット(カラット数は覚えてないです)グレードがトリプルエクセレントで105万です。」
(´・ω・`)!?なんですと!?
するとメス狼はいきなり某有名サッカー選手の話をしだしとんでもないことを言ってきました。
メス狼「ゆめおいパパさんが何年も身に付けた世界に1つしかないゆめおいパパカラーのダイヤモンドを、将来結婚する相手にプレゼントしたらその人幸せだと思うの!だから一緒に着けようよ!!」
今でも忘れませんよこの台詞。笑っちゃいますよね。
僕はこの時に初めて「あ、これヤバイやつだ!!」と気付きました笑笑
スーツを着たオス狼が席を外したタイミングを見て「興味ないから!!」と言ってその部屋から出ました。
そして、迷路のような建物だったので建物の中で迷子になりました汗。
今でも新宿に行くと駅の手前にある茶色い大きなビルを見ると思い出します。
この経験のおかげで似た電話(名古屋、大阪)が来ても
と二度と引っかかることがなくなりました。
女性も逆パターンがあるみたいですので、もし似た電話が来たらダイヤモンドを買わされる!!って思って電話を切ってください。
切るだけだと電波が悪くて切れたのかな?と何度も電話がかかって来るので、僕みたいにダイヤモンド買わせるんでしょ?って言って切れば大丈夫です!!
ダイヤモンド事件は1ヶ月に及ぶ大掛かりな手口でした。
テレビでも同様の再現VTRを見かけることが何回かありました。
側から見ていると「こんな手口になんで引っかかるんだろう?」と思いがちですが、当の本人はまさか自分が引っかかっているなんて思いもしないのでうっかり引くに引けず契約をしてしまうそうです。
僕の場合、運よく逃げ出すことが出来たので被害にあうことはありませんでした。
しかし本当に一歩間違っていたら契約をしていたかもしれません・・・。
異性を利用することで恋人感覚にして契約を迫るパターンもありますのでこう言った手口には十分注意しましょう。
お金のためなら何ヶ月も掛けて手間暇かける輩なので現在進行形で心当たりのある方は金銭の話が出た時点で連絡を取るのをやめてくださいね。
ちなみにダイヤモンドのメス狼はそれっきり連絡がつかなくなりました笑
では今回はここまで!!